朗読CD:「あかり」〜こころを灯す、詩と音楽 (鈴木重子・朗読)
2012年4月15日 giraffe-01 定価:\1,600-(税込)
01   みずいろの風よ (大手祐次)
02   風景 純銀もざいく (山村暮鳥)
03   枕草子(春はあけぼの) (清少納言)
04   雨ニモマケズ (宮沢賢治)
05   心よ (八木重吉)
06   人形 (八木重吉)
07   月夜の浜辺 (中原中也)
08   あなたへ (鈴木重子)
09   おおきな星の上で (鈴木重子)
10   instrumental
     
音楽:原田智英
art direction design and illustration:
TAKAFUMI SOTOMA

言葉と音が互いに聴き合って、静かな新しい世界をつくる。
いつまでもそばに寄り添う、朗読と音楽。

この春は、あたらしい春。
私は、生まれて初めて、朗読の録音をしました。

朗読は、音階のない、うた。
その自由さとシンプルさに魅かれて
私はこれまでも折に触れて、
小さな詩や物語を、あちこちで読んでいました。

昨年の震災のあと、被災地でたくさんの方々が
恐くて眠りにつけない夜を過ごしている、という話をかがって
うたばかりでなく、ゆったりとした語りと音楽があったら
悲しみ疲れている方々の、こころのあかりになるのではないかと思ったのが
録音のきっかけでした。

耳になつかしい、美しい物語や詩を、
やさしい音楽とともに。
ただ朗音楽に朗読をのせるのではなく
音と言葉が、互いを聴き合い、生き物のように呼応して
新しい音の空間を創るような、
そんな作品にしたい。

東京の小さなスタジオで、
笑ったり、うーんとうなったり、感嘆の声を上げたりしながら
CDは出来上がりました。
アイディアをともに生み出し、いつもあたたかく励ましてくださった、ディレク
ターの丸山さんと
新しい、すきとおった感性で、奥行きのある音世界を創り出してくださった、原
田さん聖湖さん
そして、このうえなく美しい絵を、カバーのために描いてくださった、外間さんに
こころから感謝を捧げます。

眠りにつけない、長い夜や
こころのざわつく、昼のさなか
ありのままのじぶんを、どこかに休ませたいと思ったとき
どうぞ、聴いてみてください。

鈴木重子